①オイル漏れを放置しておくと、タンク内の油面が下がりサイドブレーキ警告ランプが点灯!
②オイル漏れ・にじみの主な原因はブレーキキャリパーやマスターシリンダーのオイルシールの劣化!
③ブレーキキャリパーが原因の場合はピストンシールとダストシールを交換!
④マスターシリンダーが原因の場合は専用のリペアキットを使用してオーバーホール!
⑤シールやリペアキットの設定のない車種はブレーキキャリパーやマスターシリンダーを本体(ASSY)交換することも!
(引用元:カープレミアサイト オイル漏れ・にじみ 原因を解決する方法)
ブレーキフルード漏れやにじみは、ブレーキキャリパー、ブレーキマスターシリンダーなどの不具合が主な原因となります。
乗用車の前後ブレーキに採用例が多いディスクブレーキは、車輪とともに回転するディスクローターに、ブレーキキャリパーの中にあるブレーキピストンがブレーキパッドを押しつけることで摩擦が発生し、制動力を生み出します。
ブレーキキャリパーは、ディスクブレーキに使用されている部品のひとつです。
ブレーキペダルを踏むとブレーキフルードを介して油圧がかかり、キャリパー内部のブレーキピストンを動かします。
そしてブレーキパッドがディスクローターへと押しつけられその摩擦で制動力を生み出します。
ブレーキキャリパーには、ブレーキピストンの外周に取り付け、ブレーキフルードが隙間から漏れ出さないようにするとともに、変形することでブレーキピストンを押し戻す役割が与えられたピストンシールと、キャリパー内にゴミや水が入らないようにピストンシール外側につけるダストシール、スライドピンにゴミや水が入らない用にするピンブーツが備わります。
ブレーキマスターシリンダーは、ブレーキペダルの踏力をテコの原理とパスカルの原理を利用して油圧に変換・増幅してブレーキキャリパーへ伝達する装置です。
マスターシリンダーにはマスターシリンダーとマスターシリンダーバックの間、内部のピストンに備わるピストンカップなどにオイルシールが使われています。
(引用元:カープレミアサイト オイル漏れ・にじみ 原因を解決する方法)
ブレーキオイル漏れを放置しておくと、タンク内の油面が下がりサイドブレーキ警告ランプ(赤)が点灯します。
ブレーキのオイル漏れ・にじみは、ブレーキホースに破損や亀裂が見られない限り、ブレーキキャリパーかマスターシリンダーから発生します。
原因がブレーキキャリパーにある場合は、ゴム製のピストンシールが経年劣化を起こしているため、キャリパーをオーバーホールして新品のピストンシールとダストシールに交換します。
その際にブレーキピストンに錆が見られる場合にはシールの交換と合わせてワイヤーブラシなどで磨いて掃除します。
原因がブレーキマスターシリンダーにある場合は、内部部品が経年劣化により破損しているため、修理に必要なピストン・シール・ダストブーツがセットになったリペアキットを使用し、オーバーホールを行います。
なお、輸入車の中にはブレーキピストンやシールキット、マスターシリンダーのリペアキットを補修部品として設定していない車種もあります。その場合はブレーキキャリパーやマスターシリンダーを本体(ASSY)交換するしかありません。
(引用元:カープレミアサイト オイル漏れ・にじみ 原因を解決する方法)
ブレーキキャリパーが固着した場合は整備工場でのオーバーホールが必要となります。
作業内容はピストンシールやダストブーツは新品に交換し、ブレーキピストンを掃除、もしくは新品への交換を行います。
(引用元:カープレミアサイト ブレーキキャリパー本体(一式)の故障の症状・原因・修理内容)
不具合が軽度の場合にはダストシールを新品に交換し、ピストンを清掃あるいは新品に交換すれば修理は完了します。
しかし、ピストンの汚れがひどく、固着を引き起こした場合には本体(一式)交換が必要になります。
(引用元:カープレミアサイト ブレーキホイールシリンダーの故障の症状・原因・修理内容)